速いスピードで走っている車の後ろらへんに知らない人と乗っている。
運転手は私の席からは見えないが、みんな斜めがけのかばんを持っている。
突然、見ているのかそれとも頭の中に勝手に入ってきているのか、または私の過去なのか分からないが、映像が流れてきてそれを見ていた。
その映像が終わるとまた次の映像が流れてきた。
その映像は何てことない日常の断片だったり、映画のワンシーンのものもあった。
数個の映像が流れ終わるとしばらくは映像が止まった。
ふと気が付くと私のかばんは少し膨らんでいた。
そして映像がまた流れ始めた。
なんとなく今回は私は映像の中の出来事に対して、かばんから何かを取り出して映像の中に投げた。かばんの中が減ることはなかった。
車内を見るとみんな同じことをしていた。
窓から景色を見ようとしたが灰色でちょっとがっかりした。
そして目が覚めた。