私の頭の中

私が見た夢の記録

公園のみんなは本当に楽しそうで。

知らない街で一人暮らしをしている。

突然、大きな揺れと地響きが起きた。気が付くと一人で瓦礫で埋め尽くされた道を目的地もなく歩いていた。

すると20代前半の男性が大丈夫かと声を掛けてくれた。私は素直にここがどこかも分からず、どこへ行けばいいのかも分からないと伝えた。男性は政府が提示している避難場所を教えてくれて一緒に向かった。

そこは大きな公園で沢山の人が布団を地面に敷いて、それでも桜を見ながら談笑したり、子供用の簡易プールで水着を着て楽しそうにお風呂に入っていた。公園の近くが男性の実家があるらしく一部屋貸してくれると言ってくれた。ありがたく住まわせてもらうことになった。

部屋に着くと男性は同性愛者であることを伝えてきた。私は「わかりました。」と返事をした。

私は母親に連絡をしなくっちゃと一瞬考えたが、外の桜が綺麗で近くで見たくて部屋を出た。玄関はコンビニになっておりそこにいたお客さんがわたしの埃だらけのボロボロの服を見て驚いていた。お客さん曰く、大きな揺れと地響きが起きた日から約一ヶ月経っているらしい。さらにその原因は地震でもテロでもないらしい。まだ真相は分かっていないか、伝えられていないらしい。

そしてそのお客さんはおにぎりを1つ買ってあげると言ってくれて私は梅おにぎりをつかんだ。

そして目が覚めた。

いつだって後悔。

別れた彼氏がご飯を作ってくれている。完成したご飯は1つの鍋にまとめられ味付けは混ざり合ってしまっていた。

そして彼は私が書かなければならないarticleを代わりに書いてくれていた。ただ、日本語で書いているので歪で全てひらがなだった。

すると誰かがドアをノックした。私は恐る恐るドアを開けると香港に引っ越したはずの友人とその彼氏が病衣を着て立っていた。驚きと嬉しさで動けないでいると、明日この国を出ると彼女が日本語で言った。

会えなくなるのか、と寂しくなったけど、でも、今こうやって会えていることが嬉しかった。

 

そして目が覚めた。

ご飯を作ってくれてarticleを頑張って書いてくれたことに対して別れた彼に「ありがとう」と伝えるのを忘れてしまった。

夢の中の登場人物はみんな知らない人

ハリーポッターのような学校で入学式の後に学校内を一人で歩いて回っていた。

最上階への階段を上っていると白人の生徒男女3人が並んでいた。男子生徒が私をみて怪訝な顔をした。残り2人の女子生徒がこの最上階は生徒がweedを吸う場所だと教えてくれた。私は吸いたくはなかったので階段を下りると女子生徒たちもついてきて親切に新入生が居なければならない場所を案内してくれた。

そこは綺麗な図書館で、ちょうど集合写真を撮ろうとしているところだった。ある日本人が日本人である私の元へ不安そうに駆け寄ってきた。その子の隣で写真を撮った。

私は帰宅しようと電車に乗り座席に座ると黒髪の小さな女の子が私に抱きついて私の膝に座った。私達は最後尾の車両に乗っていた。

ふと前方を見ると最前車両が横転していた。次の瞬間すごい揺れと大きな音が起こった。

目を開け周囲を確認すると膝に座っている女の子も含め、最後尾車両の人たちに怪我はなさそうだった。女の子に「大丈夫だよ」など話しかけ続けた。

すると女警察官が順番に乗客たちに質問をして回っており私たちの番になった。警察官の質問を女の子が理解できずに、え?と言ったと同時に警察官がため息をしたので、私は警察官にめちゃくちゃ怒鳴った。

その後ろでは前方車両の犠牲者が運ばれていた。息がない人たちも居た。その度に女の子の目を手で塞いだ。

警察官は次の人へ移動し、私は女の子に話しかけ続けた。

 

そして目が覚めた。

言葉で世界が埋もれちゃうところだった

アラブ系の男の人と向かい合って立っている。

ただ互いに立っているだけで会話をする訳でもなく、いがみ合っている訳でもない。

男の人が何か言葉を発した瞬間にボトッとその発した言葉の文字が形になり地面に落ちた。男の人と私は驚いてジェスチャーのみで「何が起こったんだ」みたいな内容のやりとりをした。

私も「あ」と言ってみると「あ」がボトッと落ちた。

周りを見渡すと私たちは行き着けのスーパーマーケットにいた。そこには色んな人が発したであろう言葉や文章がたくさんのかごに分類されて入れられて売られていた。

分類されている基準は分からないがお客さんたちはその文字や言葉たちを物色していた。

 

そして目が覚めた。

どうしても私には階段の続きが見えない。

学校の休憩時間になり、校舎を出ようと思った。

一階には大きなセブンイレブンがあり沢山の生徒がいた。

外へ出ると目の前が駐輪場だったので自転車で出かけた。外の景色はジブリ映画の「コクリコ坂から」のようだった。私は自転車をこぎ続けた。

腕時計を見ると午前11時30分を過ぎていた。次の授業は11時30分なので急いで学校に戻ろうと一所懸命に自転車をこいだ。途中で摘んだ白い花をつけた雑草をかごの中に入れた。

ようやく学校に到着し、階段を駆け上がり踊り場までいくと、その続きの階段がなく私には2階へ行くことができない。他の生徒と先生は私には見えない階段を普通にのぼっていき、動揺している私を不思議そうに見ていた。

 

そして目が覚めた。

アラスカのような荒野

知らない男女二人と荒野に立っている。

女性は背が高く輪郭がなんとなくはっきりしていなかった。男性は10代後半か20代前半のように見えた。

二人とも白人で白い服を着ていた。

女の人が男の人にどこから来たのか英語で質問すると、男の人はすぐ足元を指差して「here.」と言い、私のほうを見て微笑んだ。

 

そして目が覚めた。

5年以上ぶりのスーツだった

私は日本で再就職の面接をするために病院の門の前に立っていた。

病院内に入ると担当の人が院内を案内してくれて、いつから働けるか聞かれた。私はいつからでも働けることを伝えると、次は家を案内すると言われた。

面接なしに採用が決定し、住むところまで探してくれたのかと驚いた。

案内の人が着きました、と病院から徒歩30秒の少し古そうなアパートを指差した。

中に入ると予想以上にボロボロで埃っぽく、壁やドアなどあまり触りたくなかった。

私の部屋のお風呂も古く、カビのようなものが床や壁にたくさんあった。

上のほうには透明なタンクがあり、タンク内には淀んだ水が入っておりその中に金魚が3匹いた。シャワーから水を出すとそのタンク内の水と共に金魚も排水に繋がっている管に流れていってしまった。

罪悪感と悲しみでいっぱいになった。

いくら病院から近くてもこんな清潔感のない家に住みたくない。家の清潔感は絶対条件だ。と確信した。

 

そして目が覚めた。