私の頭の中

私が見た夢の記録

やるせないよ

ある西洋の国に住んでいる家族がいた。家族は母親と20代の3人兄弟でみんな仲が良かった。

その国は財政難な状況らしく治安がすごく悪かった。

その家族は留学生を対象としたホームステイを提供することで暮らしていた。

今ホームステイしている留学生たちはアメリカから来ている白人の女の子と北朝鮮からアメリカに亡命した女の子の2人だった。

白人の女の子は治安の悪さも楽しんでいるようだったけど、亡命した女の子は「帰りたいー」と叫んで泣いていた。

ある日、次男の誕生日だったので家族と留学生2人で食料を買いに出かけた。

買い物から帰ると家の周りが浸水していてその水をペットボトルに入れて持ち帰ろうとしている人たちが数名いた。

土壌の状態が悪くたまに浸水するらしく、路上生活者がその水を求めてくると長男が説明した。説明し終わると家族は家の中に入って行った。亡命した女の子は怖くて家族と一緒に入ったけれど白人の女の子は水を汲んでいる人たちをずっと見ていた。すると30代の路上生活者がその女の子の顔を掴み家の壁に叩きつけて、女の子は気を失った。

それを見た別の路上生活者が30代の路上生活者を意識がなくなるまで殴り続けて立ち去った。

家の中では長男はリビングのソファでヘッドフォンを付けながら雑誌を読んでいた。次男はその隣で横になって天井を見ていた。

三男は果物ナイフをソファの前のローテーブルに置いて二階へ上がって行った。

亡命した女の子は自室で過ごしていて母親はキッチンで料理をしていた。

次男は玄関の外で殴り合いをしている様な声が聞こえたので家族が襲われると思い、椅子を玄関の横にある窓に向けて投げた。次男は壊れた窓から外を見ていた。

窓ガラスが壊れる音が聞こえた長男は侵入者だと思い、ローテーブルに置いてあった果物ナイフを壊れた窓から外を見ている男の延髄に刺した。長男はその男の背中を押しながら「反省してくれ」と言って窓から男を投げた。

窓から外を見ると顔面がぐちゃぐちゃなった男が倒れていた。その隣で倒れていた留学生が目を覚すと延髄にナイフが刺さっている男の顔を見て叫んだ。長男もその男の顔を見て絶句した。

そして目が覚めた。

私は登場していない。