インドの西部の果てがどこかは知らない
私はアリススプリングに住んでいて、現実に私がオーストラリアに住んでいた時に一緒に働いていた日本人男性2人の依頼で2人が飼っている犬1匹のための柵を地面に打ち込んでいた。柵は青色だった。
犬は雑種でフワフワしていた。毛の生え変わりの時期らしく抜けた毛が西部劇のタンブルウィードみたいに風に吹かれてコロコロ転がっていた。
日本人男性2人はラジオをしていて私は2人のラジオを聞きながら柵を打ち込んでいた。
ラジオで2人がある先輩の話をしだした。私はその先輩を知っているらしく思い出したかのようにiPhoneでappを開いた。
そこには先輩が今、日本以外のどこかの国にいるという情報があり、「最終地点:インドの西部の果て」とあった。先輩には彼女がいて、2人はそれぞれ好きな国を転々としていて、「インドの西部の果て」で待ち合わせをしているらしかった。その待ち合わせがいつなのかは分からなかった。
iPhoneをポケットにしまって、柵を作り終えた。
向こうから犬が舌を出しながら私の方へ走ってきている。
私はしゃがんで両手を開いて犬を待っている。
そして目が覚めた。