あれはきっと瀬戸内海
図書館のような場所に一人でいる。机や棚は年季が入っているがボロボロではなく大切に使われているようだった。
その机をコンコンと何かで叩く音がしたので音がする方へ顔を向けると一人の白人女性が拳銃を持って立っていた。その女性は顔も服装も髪型も全てジブリ映画の「天空の城ラピュタ」のドーラそのものだった。ただ一つ違う点はその女性は白髪だった。
その女性は「お前の父親は殺されたよ。」と言い、拳銃を私に向けた。私は突っ立ったまま動かずにいると女性はフンッと笑いながら2階へ行った。
私は実家に向かい、玄関を入ると内装が全く違っていた。内装は海外のセレブが住んでそうなデザインだった。母親が「遺産で引っ越しちゃった。」とはにかんだ。
私は「ポジティブ」と呟き、壁一面の窓を見ると海で囲まれていた。窓を開けると海水が部屋に入ってきた。波を見ているだけで酔いそうになった。
「こんなの危ない。天候悪い時とか地震が来たら危ないよ。」と強い口調で母親に言った。
母親は苦笑いをしていた。
そして目が覚めた。