お昼休み中にある場所に行かないといけなかったため、同僚のバイクの後ろに乗せてもらい向かっていた。
景色は高層ビルから山へと変わり、舗装された道路から山道になった。
雨上がりだったために泥が足や服に飛び散り、その部分から体が冷えた。
同僚とともに目的地を探していたが見つけられずにいると、数え切れないほどのトイプードルが道を挟んで両脇に飼い主と一緒にいた。
私たちはテンションが上がりバイクから降り、トイプードルたちをなでなで、よしよしした。
心がトイプードルで満たされたので目的地へ向かおうとバイクに乗ると、それはもうバイクではなく巨大でふわふわなトイプードルだった。
トイプードルに「泥で汚しちゃってごめんね」と言うとめちゃくちゃスピードを出してくれた。
そして目が覚めた。