私は犯罪組織を追う秘密組織に属しており、不審物を今から調べようとしているところだった。
ベテランの男の人が担当することになり、私はそのアシスタントになった。
一つ一つの動作を慎重に、丁寧に行っていた。しかし突然その男の人が私に部屋から出て行くように言い、次のシーンになると私は女の人と道路を歩いていた。
着いた場所は西洋の墓地だった。
その女の人が私に生物化学兵器とかお父さんとか言い、そして泣きながら私に何か怒鳴っていて、怒鳴り終えると墓地を走って出て行った。
私はなぜかなんの感情も持てなくて、多分あの不審物を処理していたのはあの女の人のお父さんで、不審物の内容物の生物化学兵器によって亡くなったことは推測できたけどそれに対して何か思ったり感じたりはしていなかった。
ただ、女の人を追わないといけないとだけは思い、私も墓地を出た。
女の人は誰かと一緒にいて激しい夕焼けに照らされていた。
私は何だか、もういいやと思ってただ二人を眺めていた。
女の人がジャケットを裏表逆に着ていることに気が付いた。
そして目が覚めた。