私の頭の中

私が見た夢の記録

目的地なんてきっとなかった。

誰かの車で高速道路を走っている。

運転している人が次のサービスエリアでちょっと休憩をしようと言ったので賛成した。

サービスエリアに着いて運転してる人と施設の中に入ると30㎝×500㎝ほどの分厚い板があった。

女性が近寄ってきて「この板の上に正座してください。赤ちゃんをお渡しするので赤ちゃんを抱き続けられたら終了です。落としてしまったら呪われます。」とゆっくりと穏やかな口調で言った。

私は何故か言われるがままその板の上に正座をした。右側にはたくさんの女性が正座をして泣いて暴れている赤ちゃんやおとなしく寝ている赤ちゃんを一人ずつ抱いていた。

私の左隣に一人女性が座って赤ちゃんが手渡された。私はまだ赤ちゃんを手渡されていなかったため赤ちゃんを手渡す係の女性に「私の赤ちゃんは?」と尋ねるとその女性は「あなたに手渡す赤ちゃんはおりませんのであなたは呪われるということですね。」と微笑みながら言った。

私がその時どんな感情になったか思い出せない。

 

そして目が覚めた。

 

外は曇り、コーヒーはブラック

私は美容院にあるような椅子に座って美容院のように目の前に大きな鏡がある机に向かってコーヒーを飲んでいる。

そこは喫茶店らしく、私の隣の席におばあさんが座った。おばあさんはコートを着ていて上品な人だった。

そのおばあさんと私は面識がありとてもお世話になった人らしかった。

おばあさんは私に人生とは何かみたいな話をしてくれていた。内容は覚えていないが、とても理屈が通っていて納得のいく話だったと思う。話し終えるとおばあさんは着ていたコートを私の肩にかけた。

おばあさんはコートの下に入院している高齢の患者さんが着ていそうなパジャマを着ていた。パジャマを着ていても痩せこけているのが分かったし、立ち上がるとよろめき、歩くとふらついてコケてしまいそうだった。

私は店員さんに「後で必ず戻ってきます。」と言い、おばあさんを支えながら店の外に出てタクシーを拾おうと手を挙げた。

タクシーは止まり私たちは乗っていたお客さんが降りるのを待っていた。私はおばあさんにどこの病院に入院しているのか聞こうとおばあさんの方をみると、さっきまで上品に微笑んでいたはずなのに今は怖い顔をして「なんですぐに降りひんねん。あんな遠くに止まりやがって。」とはっきりとした口調でタクシーに向かって独り言を言っていた。

私は悲しくなって何も言うことができずにまたタクシーの方を向いた。

 

そして目が覚めた。

男の人は日に焼けた野球成人男性みたいな人

私は家にいる。

玄関から誰かが入ってきてリビングのドアが開くと一人の男の人が立っていた。私は誰だろうと思っていると男の人は「ただいま」と言った。

私は台所に行っていつの間にか作っていた夕食を食卓に並べた。その内の一品に豆腐のあんかけみたいなものがあった。

その男はそのあんかけ豆腐を指さしながら「まぁ、これはあえて食べんくてもいいもんやな」と関西弁で諭すように優しく言ってきて、私はそれが可笑しくて「せやな、あえて食べるもんでもないな」って笑いながらそのあんかけ豆腐を冷蔵庫に入れた。

 

そして目が覚めた。

こんな夢見たくなかった

私はジャーナリストになっていて男にインタビューしている。

その男は50代くらいで清潔感はなく、まず初めに「生まれ育った田舎の街を『ここはクソ』と言って出てきた。」と得意げに言った。

インタビューをしている現在はもっと田舎というかほとんど人が住んでいない森のような場所でお店もほとんどないところにキャンピングカーで暮らしている。

食料は遠くのスーパーで買いだめをしているらしい。

日用品は唯一この近くにある小さなお店で買っているらしく、そのお店にある商品は殆どなく統一性もなく数点あれば良い方で、お店に行った時にあるものを買わないと次にいつそれが手に入るか分からないと言っていた。

その男はこの山の中を通っている人間を拉致しており、性別、年齢は関係ないらしい。

拉致したらもっと奥にある小屋に連れて行き、その小屋は大きな石垣の上にあって男が出入りする時だけ梯子みたいなものを持ってきていたから、その小屋からは逃げられないように見えた。

今は50代のふくよかな女性を拉致監禁していると言っていた。食料も持っていっているそうだ。

私を小屋の前に連れて来て「まぁ、声でも聞いといてくださいや。」と汚くにやっと笑って梯子を登りだした。

私は初めは何を言っているのか分からなかったけど男が女性に性的暴行をしているのだと分かった。

男のキャンピングカーに戻った。机や床には近くにある唯一のお店で買った物のレシートが散らばっていた。

そのレシートを1つ1つ拾って見てみると数日前に買ったものはXLサイズの女性用の衣類だった。数ヶ月前はXLサイズの男性用の下着だった。その前はMサイズの女性用の下着だった。

直感で、このお店の店主は男が人間を拉致監禁していることを知っていて、されている人間のことも把握していて、その人間たちに合う衣服や生活用品を仕入れているんだと思った。でも2人は知り合いではない、共犯ではない。店主はただ拉致監禁している男やその人間を見て楽しんでいるんだと思った。

そう思い出したら気持ち悪くて怖くて、男からでも店主からでもなくこの森から早く抜け出したかった。

そして目が覚めた。

映画の内容は音楽の方向性の違いみたいな感じだった

シャワー個室が2つあり、その内の1つで私はシャワーを浴びている。

個室ではあるが上部は仕切りがなく、誰かが隣のシャワー個室でシャワーを浴びているのが分かった。

すると誰かが私のシャワー個室の扉をノックした。私は「入っています。」と言ったがノックし続けた。無視しているとドアが壊れそうなほど叩きはじめた。上部には仕切りがないためその人がそこから入ってこないか上部を気にした。

叩いている人は終始無言だった。

 

気が付くと私は真っ暗な部屋で布団の中で寝ていた。

枕元にはiPadがあって邦画の映画が流れていた。その映画の中で男性4人が向かい合って座っていて言い合いをしていて胸ぐらをつかんでいた。

部屋の奥の方は明りが付いていてそこから女性の声で「やめてください、見ないで。」という声がした。シャワーの音がしていて私が入っていたシャワー個室だと思った。

その明りから一人の女性と思われる人が出てきて私の方へ歩いてきた。女性は濡れていなくて、シャワー音はまだしていた。

私からは逆行でどんな人なのかは分からなかった。

私は金縛りにあっていてその女性が近づいてくるのは見えるが動くことができなかった。声を出そうと頑張ったが「あ、あ、あ、あ」みたいなことしか言えなかった。

その女性が私の枕元まで来た。

 

そして目が覚めた。

北村くんは実在する。

私は同世代の知らない男女20人くらいと一緒に小学校の教室の席に座っている。

私の席は後ろから2番目で、教室を見まわしてみたけど周りの人は全員知らない人だった。

近くの人と話したり本を読んだりみんなそれぞれ好きなことをしていた。

すると一番左前の席の足元が黒く陰ってその席の人以外全員気付いて静かになった。そしてその席の男の人は消えた。

みんな動揺してざわついた。

また黒い陰が違う人の足元に現れたけどその時は何も起こらなかった。でも次に違う人の足元に現れた時はその人は消えた。

法則性も分からなくて女の人の泣き声が聞こえて、私は誰かに怒鳴られていた。

「何これ」という女の人の叫び声が聞こえてみんな見に行くとその人の机の上に手紙が置いてあった。差出人は名前は覚えてないけど小学校の時に亡くなった人からだった。自殺だったのか事故だったのか病気だったのか覚えていない。怖かった。

自分の席に戻ると机の上に手紙が置いてあった。北村くんからの手紙だった。怖かった。いつも微笑んでいて眉毛がハの字の北村くん。怖かった。

手紙の内容を読もうとした次の瞬間、白い壁紙の個室で私一人座っていた。眠っていたみたいだった。

ドアから女性が入ってきた。何故か教師だと思った。北村くんからの手紙を持っていた。

私は「怖かったね」と、慰められるのだと思った。でも女性はすごく悪い顔をしながら「吉田さんは辛かったって言って泣いてたよ。」と笑った。吉田さんが誰なのか知らない。女性は続けて「この手紙にぜーんぶ書いてあるもんね。」と手紙を私の顔に押し付けた。

私は「私の心の中を見られたくない」と泣きながら怒鳴った。

女性は真顔で「そうだね」と言った。

 

そして目が覚めた。

目が覚めてから気分が落ち込む。

小学校の時に北村くんはクラスにいた。笑顔で卒業した。亡くなっていないはず。

夢の中でごめんなさいって思っていた。

私一人で布団に入ってぼーっとしている。

私は自分の子どもの名前を思い出そうとしている。

長女と長男。長男は名前をその子にあげる前に天国にいってしまった。

長女の名前がどうしても思い出せない。

長女と長男が笑いあっている姿は思い出せるのに名前が思い出せなくて泣いた。

 

そして目が覚めた。

現実の私は子どもいない。