私の頭の中

私が見た夢の記録

悲しかったな。

生卵を右手に持って立っている。

目の前には銀色のボウルがあったので、手にしている卵をボウルのふちでコンコンとした。

卵の中から出てきたのは濡れた死んだ雛だった。

雛は私の手の上で口を開けて動かなかった。

そして目が覚めた。

 

耳をすませば」の雫の気持ちが分かった気がした。

 

インドの西部の果てがどこかは知らない

私はアリススプリングに住んでいて、現実に私がオーストラリアに住んでいた時に一緒に働いていた日本人男性2人の依頼で2人が飼っている犬1匹のための柵を地面に打ち込んでいた。柵は青色だった。

犬は雑種でフワフワしていた。毛の生え変わりの時期らしく抜けた毛が西部劇のタンブルウィードみたいに風に吹かれてコロコロ転がっていた。

日本人男性2人はラジオをしていて私は2人のラジオを聞きながら柵を打ち込んでいた。

ラジオで2人がある先輩の話をしだした。私はその先輩を知っているらしく思い出したかのようにiPhoneでappを開いた。

そこには先輩が今、日本以外のどこかの国にいるという情報があり、「最終地点:インドの西部の果て」とあった。先輩には彼女がいて、2人はそれぞれ好きな国を転々としていて、「インドの西部の果て」で待ち合わせをしているらしかった。その待ち合わせがいつなのかは分からなかった。

iPhoneをポケットにしまって、柵を作り終えた。

向こうから犬が舌を出しながら私の方へ走ってきている。

私はしゃがんで両手を開いて犬を待っている。

 

そして目が覚めた。

ベッドの横には窓があり快晴で空はとても綺麗だった。

6畳くらいの広さの部屋に私はいて、ベッドとクローゼット、机、洗面があり、そこは寮の私の部屋だった。ドアは全開で、真正面にも全く同じように家具が配置された部屋があった。

突然、金属音のような甲高い女性の叫び声が聞こえた。

「あああああああああああぁぁぁぁぁぁぁ、いやぁぁぁぁぁぁぁぁ」

女性は私の部屋のドアのすぐ横の壁をドンドンと叩きながら叫んでいる。

私は直感で声をかけてはいけないと思った。

叫び声が本当に怖くて気配を感じさせてはいけないと思い、動けずにいた。

女性はガリガリに痩せこけており骨と皮だけという表現がぴったりの体格で、一人で立つことができるのか不安になるほどだった。髪型は坊主で目はうっすらと開いていた。

しばらくすると黒人男性が「Are you ok?」と言う声が聞こえた。男性は女性を抱きかかえて私の向かいの部屋に運ぼうとした。

すると突然女性は私の方を向き、目が合ったと同時に四つん這いで私のドアに向かってきた。まずいと思い、急いでドアを閉めて鍵をした。私の手は震えていた。

女性は私のドアを叩きながら「うるさいうるさいうるさいうるさい」と叫んでいたが、しばらくして何も聞こえなくなった。

それから私は怖くて怖くてその扉を開けることができない。開けてしまうとその女性がいるかもしれないし、この部屋を出てしまうとその女性が私がいない間に何かしてしまいそうで出ることができない。

 

そして、目が覚めた。

見たことないキャラクターだった

世界が終ろうとしている。

私はバスみたいな乗り物に乗っていて窓から外を眺めている。バスの中には他の人の気配もしているが窓から目が離せない。

外は薄暗く人はほぼいなかった。レストランが一軒開いていたいたがお客さんは女性二人のみだった。

バスの中に子どもがいたらしく、その子供がB5サイズの紙芝居を持っていた。

その子は私に2枚の紙を見せてきた。

一つはムーミンのようなキャラクターが10匹ほど北極か南極かまたはそれに似た土地で笑顔で集合写真をとっているものだった。

もう一つはその中の一匹が横を向いて立っているだけの絵だった。

子供は私に「物語はこれで終わりだけど最後のこの横を向いた人はこの後に失明するんだよ。」と言った。

最後の紙芝居の絵が描いてある裏側を見ると

「悲しきも愛で寒さで失明しうる」

と書いてあった。

 

そして目が覚めた。

蛇の目は金色だった

浜辺を男友達と自転車で走っている。

浜辺は徐々に砂丘になり、前を走っていた車は軽い人身事故を起こしていた。運転していた白人男性は助手席に乗っている人と「oh my god」と言っていた。轢かれた人は右膝を車にぶつけただけみたいで外傷はなかった。

私は自転車をこぎ続けた。

しばらく走っていると砂に大きなひも状のものが埋もれていることに気が付いた。前方を見ると黒色の蛇の頭が見えて、何かを食べているようだった。

その蛇と目が合うと食べるのをやめて、すごい勢いで私の方に向かってきた。覆いかぶさっていた砂は四方に飛び散り、蛇が私に近づいて来る。その蛇の頭はラグビーボールの大きさほどあり、全長は分からない。直径は30㎝程度あった。その蛇は私に向かって来る途中で胴体がちぎれてしまったけど、速度を落とすことはなかった。

私の目の前で蛇は止まり、目線の高さを私と合わせて、先が2つに割れた舌を口から出したり入れたりしていた。

私は怖くて全く動けずに固まっていた。

そこで私は「これは夢だ」と直感し、「目を開けろ」と強く思った。

そして目が覚めた。

 

夢の中では蛇に食べられるか殺されると思ってすごく怖かったけど、本当は蛇は食べる気も殺すつもりもなくって、他に何かしようとしてたのかもしれない、何かを伝えようと考えていたのかもしれない、って考えた。

ニュージーランドの子たちはみんなサングラスをしていた

twitterで「ニュージーランドの高校の卒業式での猛暑対策が面白い」みたいなコメントが付いた引用リツイートを見ていた。そのツイートは3万リツイート5万お気に入りされていた。

iphoneから顔を上げて周りを見渡すとtwitterで見ていたニュージーランドの高校の卒業式に参加していた。

私たちは屋外におり、校舎は新しく、地面は芝生が綺麗だった。みんなは校舎の影で暑そうな表情をしてたが私は全然暑くなかった。

私はなぜか校舎に戻らなければならないような気がして走って教室に駆け込んだ。

息切れをしていると仕事の同僚が一人入ってきた。

私は理由は分からないがとても絶望していて、その同僚に言っているのか独り言なのか分からないけど「人間なんかにならなかったらよかった。ずっと案山子でよかったのに。」と言って自分の足元を見ると裸足で芝生と土が付いていた。

私はそのままキラキラしたヒールを履こうとしたけど、やっぱりやめて床に投げた。

 

そして目が覚めた。

友達だけがリアル

私は友達と街を歩いていると由緒正しいい大きなお寺を見つけた。ちょうど今、普段は公開していないものを展示しているとのことだっただので見てみようということになった。

すると向かいから男女が歩いてきた。男性は私の兄でこのお寺の後継ぎだと友達は言った。女性については何も言わずに友達はその女性をちょっと睨んでいた。

私は、この友達は兄のことが好きなのかと思ったけど考えないようにした。

展示会場に入ると、手で横半分に割られたザクロが人の模型の頭部分に刺さっていた。ザクロの実は真っ赤で新鮮そうでとても綺麗だった。その人の形をした模型は学ランを着ていた。

次に私は3mほどあるサドルをよじ登って「絶景かな、絶景かな」と叫んだ。

下を見ると兄が見上げていて呆れた顔で私を見上げていた。

 

そして目が覚めた。