私の頭の中

私が見た夢の記録

見たことないキャラクターだった

世界が終ろうとしている。

私はバスみたいな乗り物に乗っていて窓から外を眺めている。バスの中には他の人の気配もしているが窓から目が離せない。

外は薄暗く人はほぼいなかった。レストランが一軒開いていたいたがお客さんは女性二人のみだった。

バスの中に子どもがいたらしく、その子供がB5サイズの紙芝居を持っていた。

その子は私に2枚の紙を見せてきた。

一つはムーミンのようなキャラクターが10匹ほど北極か南極かまたはそれに似た土地で笑顔で集合写真をとっているものだった。

もう一つはその中の一匹が横を向いて立っているだけの絵だった。

子供は私に「物語はこれで終わりだけど最後のこの横を向いた人はこの後に失明するんだよ。」と言った。

最後の紙芝居の絵が描いてある裏側を見ると

「悲しきも愛で寒さで失明しうる」

と書いてあった。

 

そして目が覚めた。

蛇の目は金色だった

浜辺を男友達と自転車で走っている。

浜辺は徐々に砂丘になり、前を走っていた車は軽い人身事故を起こしていた。運転していた白人男性は助手席に乗っている人と「oh my god」と言っていた。轢かれた人は右膝を車にぶつけただけみたいで外傷はなかった。

私は自転車をこぎ続けた。

しばらく走っていると砂に大きなひも状のものが埋もれていることに気が付いた。前方を見ると黒色の蛇の頭が見えて、何かを食べているようだった。

その蛇と目が合うと食べるのをやめて、すごい勢いで私の方に向かってきた。覆いかぶさっていた砂は四方に飛び散り、蛇が私に近づいて来る。その蛇の頭はラグビーボールの大きさほどあり、全長は分からない。直径は30㎝程度あった。その蛇は私に向かって来る途中で胴体がちぎれてしまったけど、速度を落とすことはなかった。

私の目の前で蛇は止まり、目線の高さを私と合わせて、先が2つに割れた舌を口から出したり入れたりしていた。

私は怖くて全く動けずに固まっていた。

そこで私は「これは夢だ」と直感し、「目を開けろ」と強く思った。

そして目が覚めた。

 

夢の中では蛇に食べられるか殺されると思ってすごく怖かったけど、本当は蛇は食べる気も殺すつもりもなくって、他に何かしようとしてたのかもしれない、何かを伝えようと考えていたのかもしれない、って考えた。

ニュージーランドの子たちはみんなサングラスをしていた

twitterで「ニュージーランドの高校の卒業式での猛暑対策が面白い」みたいなコメントが付いた引用リツイートを見ていた。そのツイートは3万リツイート5万お気に入りされていた。

iphoneから顔を上げて周りを見渡すとtwitterで見ていたニュージーランドの高校の卒業式に参加していた。

私たちは屋外におり、校舎は新しく、地面は芝生が綺麗だった。みんなは校舎の影で暑そうな表情をしてたが私は全然暑くなかった。

私はなぜか校舎に戻らなければならないような気がして走って教室に駆け込んだ。

息切れをしていると仕事の同僚が一人入ってきた。

私は理由は分からないがとても絶望していて、その同僚に言っているのか独り言なのか分からないけど「人間なんかにならなかったらよかった。ずっと案山子でよかったのに。」と言って自分の足元を見ると裸足で芝生と土が付いていた。

私はそのままキラキラしたヒールを履こうとしたけど、やっぱりやめて床に投げた。

 

そして目が覚めた。

友達だけがリアル

私は友達と街を歩いていると由緒正しいい大きなお寺を見つけた。ちょうど今、普段は公開していないものを展示しているとのことだっただので見てみようということになった。

すると向かいから男女が歩いてきた。男性は私の兄でこのお寺の後継ぎだと友達は言った。女性については何も言わずに友達はその女性をちょっと睨んでいた。

私は、この友達は兄のことが好きなのかと思ったけど考えないようにした。

展示会場に入ると、手で横半分に割られたザクロが人の模型の頭部分に刺さっていた。ザクロの実は真っ赤で新鮮そうでとても綺麗だった。その人の形をした模型は学ランを着ていた。

次に私は3mほどあるサドルをよじ登って「絶景かな、絶景かな」と叫んだ。

下を見ると兄が見上げていて呆れた顔で私を見上げていた。

 

そして目が覚めた。

 

みんな知らない人

私は長椅子に座っている。

左側から薄い藍色の浴衣を着た見た目は若い30代後半の男性が近づいてきてゆっくりと抱きしめてきた。私はこの男性を知っているようで、ずっと抱きしめられる瞬間を待っていたような感情だった。

その後、キスをされたけど私は幽体離脱したみたいにキスをしてる私と男性を見ていた。

次の瞬間に私たちは小奇麗な格好をして円卓に座っていた。男性は黒いタキシードを着ていた。見渡すと着飾ったたくさんの見知らぬ人たちも円卓に座っていた。

黒髪の清楚な綺麗な女性が男性に近づき耳元で何かささやいて二人でクスクス笑っていた。その光景を私はきょとんとしながらただ眺めていた。

その女性は隣の円卓に座り、中国の整った顔の俳優のような男性とテーブルの下で手を繋いだ。

すると赤色のドレスを着た女性が清楚な女性と中国の俳優のような男性に向かってすごい形相で怒鳴っていたけど私には無音声の映画のように何も聞こえなかった。

私は赤色のドレスの女性を落ち着かせないと、と思い立ち上がった。立ち上がると私は大人のドレスを着ている子供のようにウエストも脇の部分もブカブカで胸元は大きすぎて下着が見えていた。グレーでツルツルした素材だった。

隣に座っていたタキシードを着た男性が「サイズを調整しよう」と言って私の体をメジャーで測りはじめた。

頭に違和感を感じて頭を触ると小麦粉が大量に乗っていて髪の毛に絡んで顔も小麦粉だらけになっていた。

私のウエストを測っている男性を見下ろしながら「小麦粉」と心の中でつぶやいた。

そして目が覚めた。

あれはきっと瀬戸内海

図書館のような場所に一人でいる。机や棚は年季が入っているがボロボロではなく大切に使われているようだった。

その机をコンコンと何かで叩く音がしたので音がする方へ顔を向けると一人の白人女性が拳銃を持って立っていた。その女性は顔も服装も髪型も全てジブリ映画の「天空の城ラピュタ」のドーラそのものだった。ただ一つ違う点はその女性は白髪だった。

その女性は「お前の父親は殺されたよ。」と言い、拳銃を私に向けた。私は突っ立ったまま動かずにいると女性はフンッと笑いながら2階へ行った。

私は実家に向かい、玄関を入ると内装が全く違っていた。内装は海外のセレブが住んでそうなデザインだった。母親が「遺産で引っ越しちゃった。」とはにかんだ。

私は「ポジティブ」と呟き、壁一面の窓を見ると海で囲まれていた。窓を開けると海水が部屋に入ってきた。波を見ているだけで酔いそうになった。

「こんなの危ない。天候悪い時とか地震が来たら危ないよ。」と強い口調で母親に言った。

母親は苦笑いをしていた。

 

そして目が覚めた。

あの映画は退屈だった

私は知り合いの2人と映画館で映画を見ていた。その映画は登場人物が全員白人だったが言語が理解できず、映像だけを見ていた。正直つまらなかった。

見渡すと私以外にアジア人はいなかった。どこの国に今いるのかぼんやりと考えてみたが思いつかなかった。みんなもつまらなそうな表情をしていてスマホを見ている人やおしゃべりをしている人がいた。一組の男女が退席したのをきっかけに他の人たちもぞろぞろと退席し私たちも退席しようと立ち上がった時に映画館が揺れていることに気が付いた。

地震かと思い一旦座り、揺れが止むのを待ったがずっと横揺れしていた。心地よい馴染みのある横揺れ。

突然「次の停車駅は&?$%%#”=’%です」と日本語でアナウンスが流れた。次の停車駅は聞き取れなかった。周りのみんなは各々の言語で今の状況を驚いたり理解しようとしたりジェスチャーを交えて会話していた。

「映画館の電車?電車の映画館?」

と思っていると隣の車両(映画館)から明らかにドラッグでハイになってる男性が歩いてきて私の目の前で止まり私をめちゃくちゃ睨んできた。「関わりたくないなぁ。なんで私やねん。」と関西弁で下を向きながら心の中で突っ込んだら「ほんまに何で私やねん」と、面白くなってきて顔を上げるとその男性は次の車両(映画館)への扉を開けていた。

 

そして目が覚めた。